「アカデミー賞」ってよく聞くけど、実際どのくらいすごい作品なの?と思ったことがある人もいるのでは? 世界中の映画作品の中から選ばれ、作品賞や監督賞、主演男優賞・女優賞など、映画界でも最高峰とされる賞のひとつがアカデミー賞。 「名作なのはわかるけど、ちょっと難しそう……」と思いきや、実は恋愛映画からサスペンス、ファンタジーまで、思わず夢中になってしまう作品ばかり! 今回は、 2026年8月現在Netflixで観られるアカデミー賞受賞映画の中から、一度は観ておきたい5作品をランキング形式で紹介。 次に観る映画に迷っているなら、世界が認めた名作から選んでみるのもアリかも。 第5位『スティング』 引用元:Filmarks 公開年: 1973年 出演者: ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウ ほか 受賞歴: 第46回アカデミー賞 作品賞、監督賞など7部門受賞 あらすじ 舞台は1930年代のアメリカ。 若き詐欺師ジョニー・フッカーは、仲間を殺されたことをきっかけに、大物ギャングへの復讐を決意する。 そこで頼ったのが、かつて名を馳せた凄腕の詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ。 2人は仲間たちを集め、相手から大金を奪うための壮大な詐欺計画を仕掛けていく。 ここが見どころ! 舞台となるのは、1930年代のシカゴ。 クラシカルな街並みやスーツスタイル、レトロな映像の雰囲気まで魅力たっぷりで、観ているだけで当時のシカゴに迷い込んだような高揚感を味わえる。 そして登場するのは、ひとクセもふたクセもある“嘘つき”たち。誰が誰を騙しているのかわからない駆け引きが続き、最後には思わず「そういうことだったの!?」と言いたくなるどんでん返しが待っている。 おしゃれな世界観の映画や、騙し合い・どんでん返し系の作品が好きな人におすすめ! 第4位『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 引用元:Filmarks 公開年: 2003年 出演者: イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン ほか 受賞歴: 第76回アカデミー賞 作品賞、監督賞など11部門受賞 あらすじ 世界を支配する力を持つ“一つの指輪”を滅ぼすため、滅びの山を目指して旅を続けるフロドとサム。 一方、中つ国では冥王サウロンの軍勢が勢力を拡大し、人間たちは世界の命運をかけた最後の戦いへと挑もうとしていた。 長い旅の果てに、フロドたちは無事に指輪を葬ることができるのか。 壮大な物語がついにクライマックスを迎える。 ここが見どころ! 映画好きなら一度は名前を聞いたことがあるであろう、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ。 その3部作を締めくくる完結編が『王の帰還』。 圧倒的なスケールの戦闘シーンももちろんすごいけれど、本作で胸を掴まれるのはキャラクターたちの友情や覚悟。 ここまで長い旅を見届けてきたからこそ、終盤の一つひとつのシーンがとにかく重い。 そしてアカデミー賞では、 ノミネートされた11部門すべてを受賞する11冠 という驚異的な記録を達成。 「ファンタジー映画ってそんなに観ない」という人にも、一度は体感してほしい映画史に残る超大作。 ※シリーズ完結編のため、『旅の仲間』『二つの塔』から順番に観るのがおすすめ! 第3位『グリーンブック』 引用元:Filmarks 公開年: 2018年 出演者: ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ ほか 受賞歴: 第91回アカデミー賞 作品賞、助演男優賞、脚本賞 あらすじ 1962年のアメリカ。 ニューヨークで用心棒として働いていたイタリア系アメリカ人のトニーは、天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーの運転手として雇われる。 2人は、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に、人種差別が色濃く残るアメリカ南部を巡るコンサートツアーをめぐる。 育った環境も性格もまったく違う2人は何度も衝突しながら、旅を通して少しずつ互いを理解していく。 ここが見どころ! 重いテーマを扱っているにもかかわらず、暗くなりすぎず、観終わったあとには心が温かくなるのが『グリーンブック』の魅力。 人種差別という当時の社会問題について知ることができるだけでなく、まったく違う環境で生きてきた2人が、お互いを知ることで少しずつ距離を縮めていく姿も印象的。 多様性が大切にされる今だからこそ、“知らないこと”や“決めつけ”が偏見につながることを改めて考えさせられる作品。 第2位『パラサイト 半地下の家族』 引用元:映画『パラサイト 半地下家族』公式サイト 公開年: 2019年 出演者: ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム ほか 受賞歴: 第92回アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞 あらすじ 半地下住宅で暮らす、貧しいキム一家。 仕事もなく、その日暮らしの生活を送っていたある日、長男ギウが裕福なパク家の娘の家庭教師をすることになる。 豪邸で暮らすパク一家に目をつけたギウたちは、素性を隠しながら次々と家族をパク家で働かせることに成功。 すべてが順調に進んでいるように見えたが、ある出来事をきっかけに物語は思いもよらない方向へと転がり始める。 ここが見どころ! 『パラサイト 半地下の家族』の見どころは、 先の読めなさと、エンタメとして面白いのに社会問題まで考えさせられるところ 。 序盤はテンポのいいコメディのように進んでいくものの、ある出来事をきっかけに空気が一変。そこからサスペンス、スリラーへとジャンルが変わっていくような展開で、最後まで「次に何が起きるの?」と目が離せない。 また、半地下で暮らすキム一家と豪邸で暮らすパク一家の対比を通して、 貧富の格差や、努力だけでは埋められない社会の壁 も描かれている。 難しいテーマを扱いながら、それを感じさせないほど物語として面白いのが本作のすごさ。 どんでん返しのある作品や、観終わったあとに考察したくなる映画が好きな人におすすめ! 第1位『ラ・ラ・ランド』 引用元:『ラ・ラ・ランド』公式 公開年: 2016年 出演者: ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド ほか 受賞歴: 第89回アカデミー賞 監督賞、主演女優賞など6部門受賞 あらすじ 女優になることを夢見ながらオーディションを受け続けるミアと、自分のジャズバーを持つことを夢見るピアニストのセバスチャン。 ロサンゼルスで出会った2人は、最初こそ最悪の印象を抱いていたものの、互いの夢を語り合ううちに次第に惹かれ合っていく。 恋も夢も順調に進んでいるように見えた2人。 しかし、それぞれが夢に近づくほど、2人の関係には少しずつすれ違いが生まれていく。 ここが見どころ! 恋をしたことがある人。夢を追いかけたことがある人。 そんな人には、一度は観てほしい『ラ・ラ・ランド』。 鮮やかな衣装に、ロマンチックなロサンゼルスの景色。そして、映画を観終わってからも頭から離れなくなる音楽。 どこを切り取っても美しくて、まるで夢の世界に入り込んだよう。 でも、この映画がただのキラキラした恋愛映画で終わらないのが『ラ・ラ・ランド』。 現実の壁を越えられるのか、そして一秒も目が離せないラスト。 第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14部門にノミネートされ、 監督賞、主演女優賞など6部門を受賞。 一度観たことがある人も、少し大人になってから観返すと違った感情が湧いてくるはず。 何かを頑張っているすべての人に刺さってほしい、何度でも観たくなる名作。 世界が認めた名作をNetflixで! 「アカデミー賞受賞作」と聞くと、映画好きが観るちょっと難しい作品を想像してしまうかもしれない。 でも実際に観てみると、恋にキュンとしたり、展開にハラハラしたり、思いっきり泣いたり。 次の映画選びに迷ったら、世界中で評価された名作の中から気になる一本を選んでみては?