大分県別府市の観光名所「血の池地獄」から、文学の世界を味わうユニークな紅茶が登場した。芥川龍之介の短編『蜘蛛の糸』と、その舞台である血の池地獄を、紅茶とティーバッグで表現した一品だ。 別府「血の池地獄」オリジナル商品の企画開発プロジェクトから、「血の池地獄・紅茶 /『蜘蛛の糸』ティーバッグ」が誕生した。企画・デザイン・PRを手がけるのはidea onsen。2026年6月19日より、別府「血の池地獄」園内のお土産売場で販売されている。芥川龍之介の没後100年にあたる2027年に向け、約1年前から先行して商品化・販売する形だ。 文学と観光地が出会った、遊び心あふれる企画 プロジェクトのきっかけは、芥川龍之介『蜘蛛の糸』の舞台が「血の池地獄」であるというファクトの発見。さらに2027年が芥川の没後100年にあたること、そして作品の著作権が没後70年で消滅しパブリックドメインとなっていることが重なり、企画がスタートした。 「血の池地獄」と「紅茶」の色味の共通点に着目し、赤みのある和紅茶で地獄の世界観を表現。ティーバッグの紐は作中の“蜘蛛の糸”に見立て、お釈迦様の手を印刷した紙タグを添えることで、「お釈迦様が蜘蛛の糸を垂らす」あの名場面を追体験できる仕掛けになっている。 外箱から小冊子まで、細部に宿る物語 こだわりは細部にまで行き届いている。外箱のベースカラーの銀色は、作中の「銀色の蜘蛛の糸」から着想したもの。箱の中には個包装が5袋と、『蜘蛛の糸』を収録した小冊子が1冊同封される。小冊子にはオリジナル原稿(複製)をもとに書き起こした本文が収められ、本文が黒で印刷されるなか、「血の池」の箇所7か所だけが朱赤で印刷されるという凝りようだ。 茶葉には大分県杵築産の和紅茶を使用。読書のお供にも、別府旅行の思い出やちょっとした贈り物にもうれしい、物語をまるごと味わえる一品となっている。 ■商品情報 ・商品名:血の池地獄・紅茶 /「蜘蛛の糸」ティーバッグ ・内容:大分県杵築産和紅茶(ティーバッグ1袋あたり茶葉2g)/個包装5袋入・小冊子1冊同封 ・販売価格:918円(税込) ・販売開始:2026年6月19日 ・販売場所:別府「血の池地獄」園内お土産売場(大分県別府市野田778) ・企画/デザイン/PR:idea onsen( https://www.idea-onsen.jp )