紫綬褒章を受章した日本舞踊家5人によるユニット「五耀會」が、江戸の恋物語を踊る舞台「日本舞踊の可能性 vol.8」が、2026年11月、浅草公会堂で上演される。舞台美術には約400年の歴史を持つ伝統工芸・小倉織を使用。1,000円席の新設で、初めての人にも開かれた公演となる。 株式会社代地が、2026年11月13日(金)・14日(土)、浅草公会堂(東京都台東区)にて「日本舞踊の可能性 vol.8」を上演する。全員が紫綬褒章を受章した日本舞踊家5人によるユニット「五耀會」が出演。「日本舞踊」という言葉は誰もが知っていても、実際に観たことがある人は100人に1人もいないという現状を変えるべく、8年間で7回の公演を重ねてきたシリーズの最新作だ。 オペラを江戸に翻案した喜劇と、6年越しの再演 第二部「徒用心」は、ロッシーニのオペラで知られるボーマルシェの戯曲「セビリアの理髪師」を江戸に移して描いた創作舞踊劇。お殿様がお祭りで見初めた娘との恋を成就させようと策を弄し、知恵の回る髪結いが絡んで大騒ぎに発展する。「日本舞踊でこんなに笑えるのか」と驚く人が多いという、肩の力を抜いて楽しめる一作だ。 第一部「門司春秋」は、関門海峡に面する門司の千数百年の歴史を長唄にのせて綴る作品。舞台美術には、北九州市から無償貸与された約400年の歴史を持つ伝統工芸品・小倉織を使用する。木綿でありながら絹のような光沢を放つ縞の織物が、照明のなかで色を変え、港町の風土と歴史に奥行きを与える。2020年に創作されながらコロナ禍で無観客配信となった作品が、6年越しについに東京の観客のもとへ届けられる。 1,000円席を新設。“はじめての日本舞踊”への入口 注目したいのが、価格の工夫だ。日本舞踊の公演は5,000円から10,000円台が一般的で、「興味はあるけれど、いくらかかるのか分からない」という声も少なくない。そこで本公演では、学生または訪日外国人を対象にした1,000円席を新設。「まず一度観てみるための席」として、価格を理由に諦めることのない入口を用意した。 さらに、大切な人と観るためのペアチケット14,000円も新たに設けられた。友人同士でも、夫婦でも、カップルでも。幕が下りたあとに語り合う時間まで含めて味わい深い体験として提案する。芸術監督は、重要無形文化財「日本舞踊」総合指定保持者の藤間蘭黄。異なる流派から集った「五耀會」の唯一無二の共演を、この秋、気軽に楽しんでみたい。 ■公演概要 ・公演名:日本舞踊の可能性 vol.8 ・日時:2026年11月13日(金)19:00開演/14日(土)15:00開演 ・会場:浅草公会堂(東京都台東区浅草1-38-6) ・チケット:S席10,000円/A席8,000円/B席2,000円/A席ペア14,000円/C席1,000円(学生または訪日外国人・新設)/パトロネージュシート20,000円 ・芸術監督:藤間蘭黄 ・公式サイト: https://www.nbkanousei.com/