美容皮膚科を展開するアイシークリニックが、梅雨時期の肌トラブルに関する意識調査を実施。82.7%が梅雨時期に肌トラブルの増加を実感し、マスク内ニキビや胸・背中の体幹部ニキビの悩みが急増する実態が明らかに。皮膚科医が正しいケアのポイントを解説する。 医療法人社団鉄結会 アイシークリニックが、梅雨入りを目前に控えた2026年5月、全国の20〜50代の男女300名を対象に「梅雨時期の肌トラブルに関する意識調査」を実施した。湿度70〜90%に達する梅雨は皮脂分泌量が通常の約1.5倍に増えるとされ、調査では多くの人が肌悩みの増加を実感している実態が浮かび上がった。 8割超が梅雨の肌トラブルを経験 調査によると、82.7%が梅雨時期に肌トラブルの増加を実感。最も深刻な悩みとして67.3%が「ニキビ・吹き出物の悪化」を挙げた。皮脂分泌の増加が直接的な原因となっており、適切な皮脂コントロールの大切さが示されている。 特に注目されたのがマスクによる肌悩み。マスク着用者の78.4%が「マスク内ニキビ」を経験し、顎や頬への集中が目立つ結果に。マスク内部は外気より湿度が高くなりやすく、摩擦も加わってニキビが発生しやすい環境になるという。 胸・背中の「体幹部ニキビ」に落とし穴 胸や背中の体幹部ニキビを経験した人は68.7%にのぼる一方、適切なケア方法を知っている人は38.5%にとどまった。顔と同じケアをしている人が61.5%を占めており、認知と実態のギャップが浮き彫りになっている。 体幹部ニキビの一部は「マラセチア毛包炎」という真菌が原因のケースもあり、通常のニキビ治療薬では改善しないことがある。かゆみを伴う場合などは、皮膚科での正確な診断が望ましいとされる。 皮膚科医が説く梅雨のケア3原則 監修した同クリニックの髙桑康太医師は、梅雨のニキビ悪化は「洗いすぎ」と「誤った保湿ケア」が原因であることが多いと指摘。「湿度が高いからといって保湿を省略したり、ベタつきを気にして過度に洗浄したりすることが、かえって皮脂分泌を促進させ、ニキビを悪化させる悪循環を生んでいます」とコメントを寄せている。 ケアのポイントは、洗浄は1日2回までにとどめること、湿度が高くても水分と油分のバランスを整える保湿を続けること、そして触らない・潰さないこと。市販薬で2週間以上改善しない場合は、皮膚科の受診が勧められている。 ■調査概要 ・調査名:梅雨時期の肌トラブルに関する意識調査 ・調査対象:全国の20〜50代で過去1年以内にニキビ・吹き出物に悩んだ経験のある男女 ・調査期間:2026年5月18日〜5月27日 ・調査方法:インターネット調査 ・調査人数:300名 ・実施:医療法人社団鉄結会 アイシークリニック